明日
この部屋から
消えるものなどないけど
何故か何かが消えてしまいそうさ
君は僕にまだ
秘密にしてることがあるだろ?
それをこんな夜に
聴けたならいいのに

君の好きな唄と
それに纏わるエピソード
何故に涙流してしまいそうになるの

あぁ君もまた
僕と出会う前に
いくつもの悲しみに触れてきたのきたのかな?
あぁでもそれを
僕は少しずつでも埋める
だから ねぇ
話を聞かせて欲しい

思い出は
いくつもの
優しい水たまりをつくってる
それを二人でわざと
踏みつけていこう
パシャパシャと
跳ねるたび
僕たちは笑っていられるよ
濡れる君の体いつか透けて見えるかも

僕の好きな匂いと
君の髪の匂いが
重なったあの日から
それに今日まで誘われてきたよ

あぁ君もまた
僕と出会う前に
いくつもの悲しみに触れてきたのきたのかな?
あぁでもそれを
僕は少しずつでも埋める
だから ねぇ
話を聞かせて欲しい