時の中で僕と君は
繰り返す涙の日々を
越えられず壊れた明日を
ただ眺める
去ってゆく君の 後ろ姿はとても小さくて
僕が 僕は なんで なぜ
声もかけないでいる

僕が僕であるために きっとそうだね
君が君であるために きっとそうだね
最後見せた君の笑顔 違う人のようだね
だけどもうだめ 君が何がどうであれ
ほら何だかまだ確信がない
二人をつないだ着信はない
景色が変わればすべて水になる
というか日付追っても予定はいつになる

おそろいの過去のページ 悲しさでめくれない
思い出は何一つ語りかけてくれない
失った行き場所 そこに意味など
過ぎ去った日々はもう 今の君はどう
振り返りもせずに二人飛び出した
結果こんな感じ 君はもういないさ
あのときに言ってしまった 別れは
あの日に言ってしまって 変わらない

抱きあって 笑いあって 
語り合って 今になって 
僕が君を失ってしまうのは
つらいよって つらいよって 
つらいよって 泣いた
君を見失っていたんだと 気づいた

君が君であるために ほんとそうなの
分かった気はするんだけど ほんとどうだろう?
僕が僕であるために きっとそうだね
なんて言ったけど 分からないよ どうかね?
無理もないね でもね 今はまだ振り向けず
互いの言葉すべて 僕の気持ち打ちつける
さよなら さよなら 嫌いなとこだけ
この思い 気持ち 未来はどこまであるの

君の中の過去の僕は
振り返ることも出来ずに
一滴の 君の涙
気づかないままに
去ってゆく君の後ろ姿は 小刻みに震え
泣いて 泣いて 何で 何でって
声を殺して 叫ぶ

ねぇ教えてよ 僕の悪いところ
ねぇ聞かせてよ 君の悪いところ
ただなんとなくすぎた 季節がそう
なんとなく 聞かせてくれる YesかNo
付き合って 向き合って 何か失って
気づきゃ ムキになって 無理になって
知れば知るほどに つのる愛は
知れば知るほどに くもる会話

ドキドキ感がなくなった頃はもう君はいなくなった
時々感じた不安がエスカレートして行き 歪んだ
僕が僕であるために きっとそうだね
君が君であるために きっとそうだね
そして二人にまた違う明日が
でも愛していたことは確かだ

君と歩いた街も 君と過ごした部屋も
何も変わらないのに なぜ?

そうただ僕も ただ君も なんも分からずに
時間だけは走り出した なんも変わらずに
あの時間 あの場所 君と見た町並み
確かにあるが消えていって 知らぬあいだに
なぜ どうして 知らぬあいだに

抱きあって 笑いあって 
語り合って 今になって 
僕が君を失ってしまうのは
つらいよって つらいよって 
つらいよって 泣いた
君を見失っていたんだと 気づいた

僕が僕であるために きっとそうだね
君が君であるために きっとそうだね

僕が僕であるために
君が君であるために
でも、愛していたことは確かだ